※新しいnehan活用事例を公開いたしました
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変数を各コンテンツで作れる+共通化が可能に
これまで、変数は分析プロジェクト内でしか作成・利用できませんでしたが、多くのご要望を受け、アップデートを行いました。
運用・自動化・効率化の文脈で、強力な機能になるかと考えます。
ただし、下記で紹介する新機能「共通変数」は組織内で重複が許されない機能なので、運用にご注意ください。
概要は下記の通り。
- データソース、SQLビルダーで変数が作成・利用可能に
- 共通変数機能を新機能として設置。変数の共通化が可能
- 各コンテンツ内の変数を共通変数化することも可能
※マニュアルはこちら
1.データソース、SQLビルダーで変数が作成・利用可能に

これにより例えば下記のようなことができるようになりました。
- AmazonS3から毎日、昨日日付のファイルを取得するデータソースを作成する
- MySQLに接続したSQLビルダーを用いて、直近30日間のデータを取得する
2.共通変数機能を新規設置し、変数の共通化が可能

これにより例えば下記のようなことができるようになりました。
- 日付型の共通変数「today」を用意し、それを色んなプロジェクトにインポートして利用
- 日付型の共通変数「yesterday」を用意し、それを色んなAmazonS3データソースのファイル名に利用
- 文字列型の共通変数「version」を用意し、中身を”staging” or “production”と書き換えることで、データソースの参照データベースを一括スイッチ、参照S3バケットを一括スイッチ
3.共通変数は、各コンテンツにインポートして利用化。また、各コンテンツ内の変数を共通変数化も可能


これにより例えば下記のようなことができるようになりました。
- プロジェクトAで作成した「today」変数を、共通変数に昇格し、データソースKで「today」を利用
SQLビルダーに「SQLの件数を確認する」ノードを追加
SQLビルダーは、使用上5000件のデータしか取得表示しておらず、ゆえに結果の件数が不明、という問題がありました。
この機能を用いれば、結果の件数がわかり、データを十分圧縮できたかどうか、確認することができます。
